狂犬病予防接種のお知らせ
令和6年度の狂犬病予防注射がはじまりました。
随時受け付け中ですので、質問等はお気軽に問い合わせ下さい。
来院前のお願いとして
・普段の体調確認をできるだけお願いします。
・予約の有無にかかわらずワクチン接種は可能な限り午前中の来院、注射をお勧めしています。
・登録済みの場合は書類の持参をお願いします。
・ペットショップで登録済みで、購入後に名義変更されていないケースが時々みられます。
動物病院では把握していないため飼い主様ご自身で保健所への確認をお願いします。
・他院での治療歴や投薬中の場合、事前に申告して下さい。
注射後の過ごし方
わずかながら副反応リスクがあるため、
・注射当日は激しい運動・長時間の散歩は控えて下さい。
・2,3日は全身シャンプーも避けて頂くようお願いします。
・1~1.5日程度は体調変化の有無をよく観察して頂き、異変を感じたら早めに受診して下さい。
全体でみると毎年ごく少数ながら、入院を要する重篤な副反応や不幸な死亡例の報告があります。
やむを得ず午後の来院となる場合、診察終了後は夜間救急へ受診して頂くことになりますのでご了承下さい。
本当に必要なの?という疑問に対して
感染症としてのリスクはさておき、法定接種という義務を怠ることのリスクも留意すべきだと思います。
少し前に群馬県で犬の咬傷事故がニュースとなり、狂犬病予防注射が未接種であったことが注目されていました。
国内接種率は70%という数字もありますが、未接種の飼い犬が事故・トラブルを起こしてしまった時、飼い主様自身の立場を弱くする可能性があります。注射をしないリスクも理解しておくべきですね。
私自身も新型コロナワクチン接種時は発熱など副反応が強めだったため、不安は理解できます。
当院ではできる限り飼い主様の不安を取り除けるよう努力します。
狂犬病予防に限らず疑問点などは遠慮なくご相談下さい。